ミネラル・ビタミン摂取!栄養士おすすめのレモネードレシピ4選

暑くなるとさっぱりとした飲み物を飲みたくなりますよね。 

そこでおすすめなのがレモネード。ミネラルやビタミンを摂取できますよ。 

自家製のシロップをこしらえる方も多いですが、実はレモネードには味がいくつもあることをご存知ですか? 

今回は栄養士なかむらがレモネードの味別にレシピ4つご紹介しますので、お気に入りの味を見つけてみてくださいね。 

目次

レモネードの基本的な作り方と注意点 

各レシピをご紹介する前に、レモネードの基本的な作り方をご紹介します。 

基本的にはどのレシピもこれからご紹介する作り方と同じです。 

用意するもの 

  • 密閉容器(500ml)(耐熱温度が100℃を超えているもの )
    ※場合によっては大きめの瓶を用意する 
  • レモン(防腐剤・添加物不使用のもの) 
  • 氷砂糖 
  • ポリ手袋

基本的な作り方 

①密閉容器に沸騰したてのお湯を満タンに入れ、煮沸消毒する。(10分程度)その後、乾燥させておく。 

②ポリ手袋をはめ、レモンの皮をむく。すりおろし器で除いても良い。レモンを5mm〜1cmほどの輪切りにし、種を取り除く。 

③密閉容器にレモンと氷砂糖と交互に敷き詰めて蓋をする。 

④一日一回程度ゆすりながら様子を見る。大抵は1〜2週間で氷が溶けてシロップの完成。 

⑤コップに大さじ1.5杯のシロップを入れ、レモンの輪切りを一枚入れる。スプーンでレモンの果肉を潰して果汁を出し、水150〜200ccを加えて混ぜてできあがり♪ 

レモンシロップを作る上での注意点としては、煮沸消毒を怠らないことレモンを素手で触らないこと。 

消毒を行わなかったり、レモンに素手で触れると雑菌が混入し、カビの発生の原因となる恐れがあるからです。 

手間はかかりますが、加熱処理等をしない分、丁寧に調理して、カビを防止しましょう。 

また、レモンは防腐剤・添加物不使用のものを選びましょう。 

それらが使用されたものを漬けてしまうと、シロップに溶け出し、体に良くありません。 

どのレモネードがお好き?作り方4種をご紹介 

レモネードの作り方は十人十色。 

甘酸っぱかったり、苦味を抑えたり、反対にビターな大人向けのものまで様々です。 

レモンを多く仕入れた方は、同時に色んな味を仕込んで楽しむのもおすすめです。 

ここからはおすすめの作り方4種をご紹介していきます。 

純度100%!「氷砂糖のレモネード」 

まずは、調味料は氷砂糖だけの純度100%レモネードです。 

材料(500ml瓶)

レモン 500g(5個くらい) 
氷砂糖 400g 

氷砂糖だけなので、気温によっては溶けるまでに時間がかかるかもしれません。液はどろっとした仕上がりに。 

すっきりとした味わいになっており、レモンの風味を楽しめるレシピです。 

甘味と香りの融合!「はちみつレモネード」 

次にご紹介するのは、はちみつを使ったレモネード。 

はちみつのコクをプラスしながら、優しい甘さに仕上がります。 

材料(500ml瓶)

レモン 500g(5個くらい) 
氷砂糖 350g
ハチミツ 50g 

ハチミツにはビタミンやミネラル、アミノ酸といった150種類以上の栄養素が含まれており、疲労回復に良いとされています。 

夏バテ防止やスポーツドリンクとして用いる際には、このレシピで作ると良いでしょう。 

使用するはちみつによって風味が変わるため、その変化が楽しめる点も良いですね。 

ただし、1歳未満の乳児は、乳児ボツリヌス症にかかる恐れがあるため、このレシピは非推奨です。 

優しくコクのある甘さ「黒砂糖のレモネード」 

黒砂糖は砂糖の中で最もミネラルやビタミンCを含んでいます。 

優しくもコクのある甘さに仕上がることから、人によってはこちらが好みという場合も。 

黒砂糖の優しい甘さの正体である「ショ糖」は、すぐに体に吸収されるため、脳の疲労回復に役立ちます。 

受験生や頭を使う仕事に従事している方に、黒砂糖のレモネードはもってこいなのです。 

材料(500ml瓶)

レモン 500g(5個くらい) 
氷砂糖 350g
黒砂糖 50g 

スーパーでよく見かけるような白砂糖は、製造の段階でミネラルやビタミンが取り除かれてしまっています。 

具体的には、白砂糖は全体の0.25%ほどですが、黒砂糖は15%も占めているのだそう。 

ミネラルやビタミンを摂取したい方は、黒砂糖のレモネードにすることをおすすめしますよ。 

ほどよい苦味が好きな人は「皮付きレモネード」 

基本的に皮を除きますが、ほどよいレモンの苦味を味わいたい方や皮がもったいなく感じる方、面倒な方も皮を付けたまま漬けてしまっても良いでしょう。 

ご紹介したレシピも皮付きにすることで、違った味わいが楽しめますよ。 

また、捨ててしまいがちなレモンの皮ですが、以下のような栄養素が含まれているため、苦味が苦手でなければ皮付きで漬けることをおすすめします。 

レモンの皮に含まれる栄養
  • ビタミンC:体の免疫力を高める 
  • カルシウム:骨を丈夫にする 
  • リモネン:抗がん作用 

ちなみに:国産レモンが入手できない人は「メルカリ」 

国産レモンをお見かけできる人も少なくないのでは? 

見かけたとして、そのお値段はスーパーのレモンに比べると高額であることもしばしば。 

そんな時におすすめなのがフリマアプリ「メルカリ」です。 

メルカリでは、全国の農家などが規格外の食品(形が悪かったり、小さかったりするもの)を販売する場にもなっています。 

「フリマサイトで食品を買うのはちょっと・・・」と抵抗がある方もいるかもしれませんが、メルカリでは、傷んでいたり、賞味期限表示のない食品等は厳しく取り締まっているため、安全なものを購入することができます。

実際に筆者がメルカリで購入したレモン。問題なく美味しくいただけました。  

レモンが手に入らない時は、メルカリを利用してみてはいかが?  

まとめ 

暑い夏に飲みたくなるレモネード。 

レモネードの原料であるレモンやハチミツには、ビラミンやミネラルといった夏に摂取しておきたい栄養素がつまっているため作り置いてすぐに飲めるようにしておくと良いでしょう。 

毎年暑い夏となっていますが、レモネードパワーで乗り切りましょう♪ 

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この記事を書いた人

栄養士で元パティシエ。健康マニア。
夏はライブに行き、冬はスノボに行く。
映画とコーヒー好き。奄美出身。
一言:時間は有限ですよ!

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