動物たちが圧巻のパフォーマンスを披露することで話題にもなったミュージカル映画『SING(シング)』。
続編も公開される中、ますます注目を集めています。
この映画は、キャラクターそれぞれの歌唱力はもちろん、物語は奇想天外。
そして、誰もが共感できるエピソードが詰まっています。
子供から大人まで楽しめる本作の魅力をご紹介していきます。

この映画は元気が貰えるよ〜
※本ページの情報は2022年4月時点のものです。最新の配信状況はAmazon、U-NEXTサイトにてご確認ください。


作品情報
製作フタッフ
監督:ガース・ジェニングス
脚本:ガース・ジェニングス
公開:2016年
キャスト
バスター・ムーン:マシュー・マコノヒー/吹替:内村光良
ミス・クローリー:ガース・ジェニングス/吹替:田中真弓
ロジータ:リース・ウィザースプーン/吹替:坂本真綾
グンター:ニック・クロール/吹替:斎藤司(トレンディエンジェル)
アッシュ:スカーレット・ヨハンソン/吹替:長澤まさみ
ジョニー:タロン・エガートン/吹替:大橋卓弥
マイク:セス・マクファーレン/吹替:山寺宏一
ミーナ:トリー・ケリー/吹替:MISIA
あらすじ
バスター・ムーンは、自身の経営する劇場の巻き返しを計り、オーディションを開催することにしました。
賞金は1000ドル。
しかし、秘書のミス・クローリーは、誤って10万ドルと記載したチラシを作成してしまい、あろうことか街中にばら撒かれてしまったのです。
そんなことはつゆ知らず、オーディションに詰め掛ける動物たち。
バスターも目を輝かせます。
オーディションは進み、最終審査に進む者が決定する中、バスターは賞金が高額になっていることに気づきます。
そして、ある秘策を打ち出すのですが・・・。
見どころ
一度は耳にしたことのある曲が続々登場
バスターが開催するオーディションで、動物たちは様々な楽曲を歌い上げます。
それこそ一度は耳にしたことのあるような有名曲ばかり。
それらを軽快にパーフォーマンスする動物たちがこれまたシュールで、面白みがあるでしょう。
披露される曲は・・・是非本編で楽しんでみてくださいね。
キャラが渋滞している
本作は様々な動物が登場します。
まず、主人公であるバスターはコアラで、秘書のミス・クローリーはイグアナ。
彼女は片眼がはずれがちです。
その他にもワニやうさぎ、クマ、カメ、チンパンジーにクモ等多彩なキャラクターが登場。
いずれも目立とうと言わんばかりに個性を発揮します。
中でも、お笑いコンビのトレンディエンジェル齋藤司さんが吹き替えを務めたグンターは、癖の強いキャラクターです。
是非作中でチェックしてみてください。
決して他人事ではない事情の数々
最終審査に残った動物たちは何やら事情を抱えている者ばかり。
例えば主婦のロジータは家事育児に追われ、アッシュは彼と上手くいっていない様子。
ミーナは実は歌がとても上手いのに臆病で実力を発揮できずにいます。
この物語の主役は動物たちですが、まるで人間の悩みそのもの。
誰もが一度は体験したような事情を動物たちが抱えているため、視聴者はいつのまにか感情移入してしまうのです。
そして、不思議と画面を見つめ、手に汗を握りながら応援する自分がいることに気付くはずです。



皆一生懸命で胸が熱くなるんだよな〜
SINGは子供よりも大人が見るべき!
この映画は、子供よりも大人に見て欲しい作品だったりします。
その理由として、本作は動物という題材によって一見平和な作品に見えるも、オーディションという実力を試されることから始まるため。
実にシビアです。
しかし、動物たちは一縷の望みをかけて、自分の歌声に夢や希望を乗せています。
そのチャレンジングな姿は、「いくつになっても挑戦できる」「誰もが人生のステージ上に居て主役」ということを映画を通して伝えてくれているような気がします。
ゆえに子供と見ていたら親の方が泣いてしまった、という事態にもなりかねるのも、本作の魅力の一つなのかもしれないですね。



笑って泣ける映画です!
とにかく最高!
まとめ
SINGは題名の通り、歌と踊りのミュージカル作品となっています。
ただ、そこには数々の笑いやドラマがあり、ほろりとするシーンも散りばめられています。
子供は楽しめ、大人には刺さる。そんな感動超大作なのではないでしょうか。
コメント