なんと世界興行収入6位!(2022年現在)
今もなお記録更新し続けているトム・ホランド主演の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。
最大の魅力は、ファンファースト(ファンを大切にした)に尽きると思います。
その理由をあらすじや見どころを交えながらご紹介していきます。

とにかく最高なので色んな人に見てほしい作品です!
※本ページの情報は2022年4月時点のものです。最新の配信状況はAmazon、U-NEXTサイトにてご確認ください。
作品情報
製作スタッフ
監督:ジョン・ワッツ
脚本:クリス・マッケナ、エリック・ソマーズ
公開:2021年
出演者
ピーター:トム・ホランド
MJ:ゼンデイヤ
ネッド:ジェイコブ・バタロン
ドクター・ストレンジ:ベネディクト・カンバーバッチ
メイおばさん:マリサ・トメイ



最終章ともなればお馴染みの顔ぶれにファンもニッコリ
あらすじ
「スパイダーマンはピーター・パーカー」
テレビで報道されるや否や、彼は世界中に正体が知れ渡ることになりました。
さらには他のヒーローを死に追いやったというデタラメも付き纏うようになります。
お陰でピーターだけでなく、恋人のMJ、親友のネッドにまで被害が及びました。
ピーターは不遇を解消するために、戦友であるドクター・ストレンジに助けを求めます。
ストレンジは世界中の人々からピーターの記憶を抹消することを提案。
しかし、ピーターの妨害のせいもあり、未完成のまま魔法が発動。
マルチバース(多宇宙)から来訪者がやって来て、街は大混乱に。
ピーターはこの危機を救うことができるのでしょうか・・・。



ちなみに本作は、マルチバースがキーとなっています。
マルチバースのことを知りたい方は公式サイトをチェック!
見どころ/感想
ここまで来たか!VFX
本作の撮影は、2020年のコロナ禍で行われました。
ただ、未曾有のパンデミックを前に、大勢のエキストラ起用を断念せざるを得なかったそうです。
代わりに街でのシーンで大活躍したのがVFX(視覚効果)。
今やVFXはスパイダーマンシリーズでは欠かせないものとなりましたが、これまで以上に駆使されたその技術は必見です。
ファンをとことん喜ばせる場面の数々
マルチバースからは様々な来訪者がやってきます。
そう、メインビジュアルでピンと来る人には分かるあんな人やこんな人です。
また、ドクター・ストレンジが出演していることから、MCU (マーベル・シネマティック・ユニバース)ファンや、MCU作品を見たことがある方であれば、思わず笑顔になる場面があったり・・・。
これが本作のファンファーストである所以なのかもしれません。



ピンと来なかった方は、
スパイダーマンシリーズをおさらいしてみると良いかもしれません♪


親愛なる隣人でいたいピーター
混乱する街を収束させるためには、マルチバースからやってきた者たちをもとの世界に帰した方が早いとのこと。
ただ、ピーターは彼らに同情し、助けようとします。
こういったところが優しくてお節介でお人好しなヒーローのひとつの形であり、スパイダーマンなのだと感じました。
そもそもスパイダーマンは、元は平凡な少年ピーターです。
彼は確かに大いなる力を持ちますが、その心は普通の人と同じ。
同じ目線に立って、困っている人を助ける「親愛なる隣人」でいたかったのかもしれないですね。
チームスパイダーマンの円満さが映画に表れている
本作を通してあることを感じることがあります。それはキャストの仲が円満で息がピッタリだということ。
こう感じる理由として、作中でもよくジョークが飛び交っているから。
その演技があまりに自然なため、撮影の時から雰囲気が良かったのだと感じざるを得ません。
それを裏付けるように、ジョン・ワッツ監督は、キャストと円形になり一緒に脚本を読んだのだとか。
こういった皆で一緒にスパイダーマンを作り上げたいという気概は、キャストの演技や場面の見せ方に現れているような気がします。
そういった点も楽しめる映画なのではないかと思いました。



きっと製作チームもスパイダーマンが大好きなのでしょうね!
ファンにとってもこんなに嬉しいことはありません♪
まとめ
ジョン・ワッツ監督、トム・ホランド主演のスパイダーマンは、これにて完結。
有終の美を飾るに相応しい超大作となりました。
スパイダーマン・MCU・映画ファンはもちろんのこと、あまり映画を見ない方も楽しめる魅力が詰まっているでしょう。
スパイダーマンや関連作品をあまりご存知ない方は、この機会にその魅力に触れてみてくださいね。
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